2014年2月24日月曜日

ちゃんくす あとがき


2月22日 松本にありますSONICというナイトクラブで開かれました

ボクらのパーティ[Chunk`s]に 遊びに来て下さった皆様
ありがとうございました

初めて来られた方も いつも来て下さる方も
少しでも「なんか楽しかった」と思っていただければ これ幸いです

ゲスト参加してくれた
メゾンドソラマメやFiddle 北澤酒店の
おいしい食べ物や日本酒もすべて完売でした
ありがとうございました


小林麻衣子の小さな写真展「年間カズキ」も 
みんなボクの面白い顔を面白がって観ていたので ボクも面白かったです
GARU先輩エスコートで 野本かりあさんがいらして下さい
「年間カズキ」をマジマジとご覧になられているときは 
さすがのボクも緊張しました



お馴染みのゲスト ちっくん招いてのトークライブ
「サブカル座談会 おはよう朝稽古さよなら寒稽古」も
あたたかい雰囲気でできました



トークライブでも お話させていただきましたが
第1回と第2回の チャンクスでの集めさせていただいた募金や 売上の一部を
ボクの第三の故郷 福島県いわき市の「東日本大震災いわき義援金」へ
送金させていただいた  その後のお話をさせていただきました


サトウくんは 大学時代の 友人で
サトウくんの故郷のいわき市には 学生のときも大人になって
何度も遊びに行きました  さんまやめひかりのおいしいいわきが好きでした

そんないわきが あの震災で被災してしまい

ボクらにできる事として 
チャンクス以前にやっていたパーティ[screechy across the border]から
チャンクスの第1回目と2回目に集めた募金と売上の一部を
「東日本大震災いわき義援金」へ 送金をさせていただいていました


サトウくんはあの震災後
つぶれてしまった家や つぶさなければいけなかった家などの
ガレキを集めたり 管理をする仕事をしています

放射能によって 燃やすことのできない そのガレキと
約3年間 彼は向き合い 今でも戦っています


そんなサトウくんに 先日 なんとなく電話をしたとき
「最近どうだ? 忙しいか? みんなどう?」とたずねると

「いやー!みんな元気でやってるよー!」言ってくれました

とてもうれしかったです
 

 
ネットをひらけば 放射能や地震の傷跡 
みるだけでも恐ろしいような なにを信じていいのか
だれが悪くて だれが何なのか 正直混乱していました


サトウくんの「みんな元気でやってるよ」の一言で
混乱がスッと消え 安心の涙が出ました


見えない恐怖や まだまだ復旧 復興が 
できていない所もあることも事実だけど

少しでも 彼らが「元気でやっていけている」ことをサポート
できたことが 嬉しかったです

それもこれも みなさまのおかげです 
本当に ありがとうございました


またいわき市のために なにかできたらと考えています
そのときは皆様に またご協力していただけたらと思います



なんだか ちゃんくすのあとがき という感じではなくなってしまいましたが


また 3ヶ月後くらいに やりたいなと思っていますので
宜しくお願いします


以上です ありがとうございました



ちゃんくす一座 座長 zzak aka かっくん

2014年2月18日火曜日

認めて欲しいんだ ゴハンにシチューをかけることを

こんばんちゅるうす


雑踏の中 ボクらはキッスをした

正確には ボクはキッスをされた 

ボクは そのときかっこつけて 
キッスをされてないフリを 全く動じていないような顔をした


電車の中 ディズニーランドからの帰りだった

ボクにとっては 大人の女性だった とてもキレイな人だった

ボクは小学5年生だった 彼女はインド人だった



そのときボクは 彼女の名前も聞かなかったし
彼女もボクの 名前を聞かなかった

名前というものは名前にしか過ぎないと言う事を 思い知った
ボクは 小5で 本名を近所の川に捨てた

先日 川に向かって 雪を放りながら そんなことを思い出していた


松本もまだまだ 雪の影響が 多くの人の生活や仕事に 出ています


ボクも通勤時間も いつもの3倍以上 
3時間半かけて行き 3時間半かけて帰っている



渋滞中の対向車線には たくさんの顔があった

苛立つ顔 諦めた顔 誰かと楽しそうに電話をする顔

どんな顔をしたって 車は進まない

ボクは 口をモグモグした顔をしていた


亀田の柿の種 ぶどう山椒フレイバーを ひたすらに食べていた
これがまた とんでもないうまさだぜ

久々にお菓子にハマってしまった



とにもかくにも 松本 長野県内にかぎらず 群馬や山梨
今回の雪で困っている人たちが 
なんでもない普通の生活に早く戻れることを祈っています


とにもかくにも 今週末のChunk`sで 
みんなでいっしょに おいしいもの食べよう
みんなでいっしょに たくさん笑おう

そんな気持ちで いっぱいです



2014年2月14日金曜日

放り込め雪の中に お餅も洗濯物も嫌な思い出も 全部シャーベットになっちまうから


こんちゅるうす かっくんです

朝 寒くて目覚める ボクはベッドにいたけど

毛布はどこかへ行き 布団も落ちかけていた

いい加減な寝方をしてしまっていた



つけっぱなしの電球 流しっぱなしのヴィデオ
握りっぱなしのカシューナッツ 着たままのよそ行きの服

帰宅してから ソファに座り 濱マイクを観ながら 
カシューナッツの袋を開けた ところから記憶がない


きっと無意識のうちに ベッドにインしたんだと思う

特にたくさんお酒を呑んだわけでもないが 

つながらない記憶 カシューナッツを食べる

ぼやけた世界 そう ぼやけた世界 メガネがない


眼鏡がない いつもの定位置に 眼鏡がない

どパンク ど近眼 ど乱視の ボクでも
ぼやけていても ボクはボクの部屋にいることはわかった


ベッドをでる 足の小指をぶつける ソファに座る 眼鏡がない


飲みかけのカフェラテを飲む 昨夜買ったものか不安になる 
眼鏡がない 不安になる

ギターを手に取る ぼやけていても弾けた 
コードが体に染み付いていた ちょっと安心する

ぼやけた世界を楽しむ 眼鏡がどこにあるか まったく検討がつかない

とりあえず ソファでくしゃくしゃになっていたブランケットをたたむ
眼鏡はそこから 以外と早く出て来た

なんだかありがたい気持ちになって 部屋の掃除をはじめた
また酷く散らかっていた 忙しい人のつもりになっていたその甘えの結果が そこにあった


仕事で毎日履いているブーツも磨く 
スニーカーは60足くらいもっているのに ブーツはこの1足だけだ


今 CastleRockというお店をやっている 眼鏡のおじさんが
「スニーカー派のスヤマくんも絶対気に入る」をすすめられて 購入したもの

リンゴの仕事でしっかり履いて すっかりいいおアジがでた
道具は使ってこそ イッツァビューティホーというやつ

ワックスで しっかりみがいたので
今日はこれをよそ行きの靴として 履いてでかけようと思います

テレビをつけたら 東京も雪です 早く帰りましょうというニュース

ボクんちの となりの消防署は 朝からずっと サイレンが鳴っている

10代の頃 聞けば不安になったり 気持ち悪くなったりするくらい嫌いだった
サイレンの音も 今では平気になった ボクも大人になった


また今も1台 救急車が出ていった 見知らぬ誰かが 助かることを祈る


お腹が空いたから 寒いキッチンで 鍋に入ったカレーを温める

いい加減な寝方をすると絶対風邪をひくのに 平気なことに気がつく


きっと昨夜 大吉の馬力と百万馬力を 食べたおかげだ
マスター またゆっくり呑みにいきますね



それにしても すごい雪だ 


みなさんを気をつけてお出かけください
なにか困ったことがあったら すぐにボクに電話下さい 
一生懸命「大丈夫だぜ!」って言います

みなさんも お気をつけて それでは雪かきをしてきます

2014年2月12日水曜日

心にミツバチを飼いなさい


こんばんちゅるうす かっくんです


月刊カズキ
ご発注 多数いただきありがとうございます

「フリーペーバーとは タダの紙媒体ではなく 自由な発想の紙媒体」
をコンセプトに

そのときのその瞬間の思いつきだけを 描いたり 書いたり 挟んだり

そんな誠に 自分勝手で思いつきだけの 内容となっておりますので
ご覧になられた方は 95%理解に苦しむような 内容となっています
大きな大きな大きな大きな心で受けとけめていただければと思います


ただエイスケという ボクの相棒の詩は 最高です


初回特典の かっくんブロマイドも 数に限りがございます
ブロマイドこそいらないと思いますが それだけはどうか もらってやって下さい

月刊カズキ最新号 順次に再発行と発送しておりますので 

もうしばらくお待ち下さい よろしくお願いします




話は変わって 先日の 
ちびゆりのパーティ[Back Beat Club]が とても楽しかった

ボクは DJ zzakとして 参加させていただきました

久しぶりにBPM120くらいを たくさん使った気がする
フュージョンジャズで 踊り狂うダンサーたちの その様は
プレイしているこっちも とても爽快でした

ゲストダンサーのHICKYさんのショーケースから
ダンスセッションに発展し 
そのまま全体が一つとなってセッションする流れが
みてるこちらも とても爽快だった

気がつかぬ間に ボクも 得意のボックスステップを踏んでいた

4時間本気で踊りっぱなしのダンサーが何人がいて 驚かされました

遊びに来てくだすった皆さん ありがとうございました





気がつけば[Chunk`s]も来週末  
準備の方も 大詰めとなって参りました

フライヤーも配布開始です





チャンクスの準備で大忙しですが 


まさかまさかの 2月26日水曜日
give me little moreで 
Dr大西こと タクローさんと

[有線5メートル]


やることになりました 詳細また


お知らせばかりの 日記になってしまいました



またゆっくり書きます それでは おやすみなさい


2014年2月7日金曜日

ネコの泣き声が聞こえたら ラフランスの皮をむけ


こんちゅるうす かっくんです


「ゴハンにする?お風呂にする?それとも90sダンスホールレゲエにする?」

夜 おうちに帰ると そんなことを聞かれるなんて
一人暮らしをもう12年しているけど 一度も経験がない


けど帰宅すると すぐにシャワーを浴びるのが習慣になっている
一日働いて ホコリまみれになって 獣臭くなっているカズキを

丸洗いしてやるのだ Doveでカズキを丸洗いしてやるのだ

その日も もちろん帰宅してすぐシャワーを浴びた
もちろん カズキは 丸裸になって お風呂場に飛び込んだ

ボトルに入っているはずのDoveがなくなっていたから

詰替えパックの封を切った  詰替えを開始した  


またやってしまった


詰替えパックの先がわずしか 開いていなかった
詰替えパックの先から わずかずつしか Doveは出てこなかった


以前にも 同じミスをしたことがあった


外気は マイナス6度で よく冷えたお風呂場

ボクは強がって 寒いままのお風呂場で 詰替えパックを
強く ただ強く握りしめて 丸裸で 小さく縮こまって 

Doveの詰替え作業をした


その日の仕事で 外での作業 長い竹の棒の先についた刷毛を
晴れた天に向かって 振り回してした

「うわあー お空に 絵を描いているみたいだ!」

その日のカズキは とびきりメルヘンチックだった

「うわあー お空に 雲がいっぱいになってきた!!!」

ボクが 天に刷毛を振るたびに 雲は増えていった
ボクは 魔法使いになったつもりになった
ボクは 天に刷毛を振り続けた それは仕事だった

「うわあー お空から 雲がこぼれて来た!!!!!」

その日のカズキは とびきりメルヘンチックだった
カズキの魔法で 天気予報では晴れだったはずなのに

雪が降り出した

仕事が半分まで終わったところだった


ボクは 後悔をした 魔法を使ってしまった事を後悔した
ボクは 天を晴れにする魔法は使えなかった
ボクは それから半日 刷毛を振り続けた それは仕事だった

雪は どんどんとしんしんしんと 
ボクも大地も あの子の家も 真っ白にしていった



そんな日の夜に ボクはお風呂場で おっちょこちょいをした

ボクは とんでもなく おっちょこちょいでメルヘンチックな魔法使いだ



春はまだ 遠いのか




そんなメルヘンチック魔法使いと 楽しい先輩のトークライブがあります

2月22日 長野県松本市にあります ソニックというクラブにて
[Chunk`s]という パーティ

ちっくん×かっくんで『サヴカル座談会』というトークライブをやらせていただきます



おいしい食べ物も たくさん用意しております

いつもは カレーを中心としたメニュー構成ですが

今回は特別に あの噂の 『かっちゃんこ鍋』をお出しします
ケータリングチームThe Sourceも あったかメニューを考案中です

フードブースのゲストも豪華です

フレンチのメゾンドソラマメの新名物 キッシュ
ステキなパン屋フィドルは あの裏メニュー

初参加の北澤酒店は 熱燗をつけてくれます



DJ陣は お馴染み ちゃんくす一座
くみゆみと STKN DYES zzak



チャンクスというパーティは
おいしい食べ物と ステキな音楽と 
ささやかなトークから なんだか楽しいを
提案するパーティです

お時間のある方 その日はちょうど腹ペコのご予定の方
よろしかったら 是非 遊びにいらしてください


お待ちしております

2014年2月3日月曜日

銀鱈を 耳にあてて 海を思い出す 君のいない海を

風穴の里という 松本から上高地へとつづく あの道にある
道の駅の ソースカツ丼が とてもおいしかった



おいしかったから ボクは 同じものを おかわりした




その日は 真冬のシーズンなのに 気温が10度もあった


こんなにあたたかいのに サーフパンツを履いたり Tシャツのスソをしばったり
裸足で駆け出したり ジャックジョンソンを聴いたりという 気分になれなかった


ボクは この星の温暖化が進んでいることを 
まだ素直に受け入れらていないんだなということに 気がついた


テラノサウルスや トリケラトプスが 
どんなふうに氷河期をむかえ どんなふうに氷河期に抵抗し 
どんなふうに氷河期を受け入れ どんなふうに氷河期を楽しんだのかは
ボクは 知らない



今日も松本も とても暖かかった  松本駅近くの 電工掲示板は
気温が15度であることと 
温暖化防止をアレするため 排気ガスの排出を抑えるアレをするため 
速度注意という文字を 点滅さえていた

暖かいというより 暑いくらいだった
ボクはいつもより薄着で スケートボードを乗り回していた


交差点での 信号待ちをしていると
学校帰りの高校生女子と高校生男子が 手をつなんでいた
少し照れくれそうに 笑いながら 二人は
学校の先生の悪口を 楽しそうに 話していた


また二つ先の交差点 信号待ちの横断歩道のその先に
高校生の男女が 手をつなんでいた


ボクも なんだかうれしくなった 頬を赤らめた
信号が青にかわり スケートボードを漕ぎ出し 声を出した

「春がきたんだ 春がきたぞ 春が来たぞーい」

ボクの声は次第に大きくなった

「春が来たぞーい! 春が来たぞーーい!!!」

ボクは街中の人たちに 春の訪れを知らせた
スケートボードを漕ぎながら 大きな声で春の訪れを知らせた


背中に なにか当たったような 感覚を覚えた


大豆だ

街中のみんなが ボクに向かって 大豆を投げてきた
「鬼だ! 赤鬼だ!! 赤鬼がでたぞーーーい!!!」


そうか 今日は節分

ボクは 体中に 大豆のシャワーを浴びながら
ツノを失くした 赤い顔の 小太りの鬼を 精一杯演じた




春なんだ