2017年12月31日日曜日

ビーフシチューグラコロバーガーが美味しい

気がつけばこのブログも これで6年 書き続けました

細々と続けてきましたが たまにアスセス数を見てみれば
たくさんの方に読んでいただけているようで とても嬉しいです

6年も書けば 思うことも発する言葉も 変わります
変わっているのか? 少しは成長していると信じたいです

寝相が悪く 寝ていると毛布がすぐどこかにいってしまうボクなので
“LOST MY BLANKET” と名付けたこの ブログ

最近は もう少しエッセイぽいものを書こうと思って始めた
note のほうもありますが  

ただの日々思ったことの記録として こちらのブログも継続したいと
思っていますので よければ来年もお付き合い下さい


そんなわけで振り返る2017年

今年は 茨城県ひたちなかで 元旦を迎えました


仕事でも尾道にも行けました


隣県である名古屋でも楽しく現場できました

帝国ホテルのロールパンの美味しさも知ったのも今年でした


キャンプにも行きました ソロキャンプばかりしていたボクですが
仲間といくキャンプの楽しさも 知りました


ここ数年 盛り上がっている松本ですが
惜しまれながら なくなってゆくお店もありました


昔からあるお店も 新しくできたお店もどちらもあるから
この街が好きでした

事情もあり 辞めてしまうことが悪いことでなく
責めるつもりもありませんが

昔からある あのお店やあの店がなくなってしまったとき
ボクは変わらず この街が好きでいられるか 少しだけ疑問に思いました

が これまで諸先輩方が 築きあげていたこの街の文化

それに ただ胡座をかかず

ボクなりにできることを しないといけない 
そんな歳になってしまったのかもしれません

ボクにできることなんて わずかですが


明日になれば 2018年で 今日が昨日 今年が去年になるだけですが

来年も松本の 凡人代表として わずかでも誰かの役に立ちながら
日々 暮らしていたけらと 思います

本年もくだらないブログにお付き合いいただき
ありがとうございました

来年も仲良くしてください




2017年12月4日月曜日

プラッチクコンテナの寝心地

「閉所恐怖症ってなんだよ」と 小馬鹿にしていたつもりはないけれど

それがどういう感覚で どんな恐怖なのかが理解できない

などと思っていたら 

自分の体がスポリ とハマる 何か硬いものでできた箱に 閉じ込められて
埋められ 何かぎゅーっとした重圧をかけられる夢を見た 

それにうなされて目覚めた朝から 自分が閉所恐怖症ではないか
という 恐怖心に時々襲われ 胸を苦しめている


恐怖症を恐怖に感ずるなんて 
ボクはいつからそんなに臆病者になったのだろうか


何も怖いモノなんてないと思っていたあの頃
未成年なのにタバコを吸ったり
それからタバコ屋の”たばこ”と描いてある のぼり旗を両手で振り回し

のぼりポールの グラスファイバーで 手をチクチクさせながらも

「ゼンゼン!ヘーキダシ!!」

とか言ってた 自分がウソかのように

今は 一度見ただけの夢での出来事に

なぜか恐怖心を 抱いているのである


そんな恐怖心を抱きながら 今日も眠る

結局どんな恐怖でも 睡魔には勝てないのである

きっと たぶん


おやすみなさい

2017年9月20日水曜日

納豆を買い忘れた日に

朝が来る 目が覚めて ベッドから起き上がる

扉を開け 灯りもつけずに 便座に 腹を抱え込むように座り

思わず 「ああ 死にたい」と 声を出す

曇るように小さく反響したその声は そこに何の救いもないことを

思い知らせるかのように ただ自分にだけ 跳ね返ってきた


「今日 仕事を休みます」 なんて電話をしたところで
返って来るのは ただの罵倒と 大きな憂鬱

その大きな代償よりも

耳と目を塞いで過ごす一日を選ぶ ボクは 

どちらにしても臆病者だった
 

遅刻することを 大きな憂鬱の原因になるので
覚悟を決め 着替えて 外へ出ると

ジャージを着たおじさんが 嬉しそうに自転車に乗っていた

それを見て 幸せとは何だろうと 考えながら歩き出す

いつもと違う気持ちなったような

不思議な感覚を持って 駅へ向かったが

急ぎ足の人たちが 駅にどんどんと吸い込まれてゆく
いつもの光景に また心がいつもの色に染め上げられた

ホームで 並びたくもない列に並ぶ 

入る余地もない その電車に乗った瞬間からボクの

目と耳を塞いだ一日が 始まる

目と耳を塞げども 聞こえて来る 誰かを責め立てる声

心落ち着き 仕事ができるのは あの人が帰った 20時以降

終電まで仕事をする

今宵も疲れ切った顔で 駅前の牛丼屋に入る

空腹以外の何かを満たそうと 必死で喰らいつく

顔見知りの後輩が 上機嫌にギャルを二人連れて 牛丼屋に入って来る

「チッス」っと 挨拶される

「チッス、じゃねぇよ」と 喉まで出かけるが 
詰め込んだ牛丼まで出そうだったので 小さく頭を下げる

家路に着く

真暗の部屋に入り 邪念の洗い流すかのように シャワーを浴びる

ベッドに入り 眠れずに 喉からこみ上げる何かを堪える

携帯を開き ”自殺”というワードを 検索する

また別の不安が 別の不安が込み上げて来る


目が覚めて 一瞬戸惑うも 大きな安心感を抱く

「夢でよかった」 そう呟いてから

キッチンで コップ1杯の 水を飲み

寝間着のまま 自転車に乗って ボクは出かけた


夢でよかった




2017年8月24日木曜日

キュウリを酢飯と海苔で巻かないで

河童の妖怪が目印の 回転寿司は その日 とても混んでいた

待ち時間も長かったが その日は誰もが汗ばむ真夏日だったこともあり

あちらこちらの席で それはそれは美味しそうに 大人たちが 生ビールを飲んでいた

痛いほどに眩しい蛍光の LED照明の下で飲むビールなんて
うまいはずがないと 勝手に思い込んでいた ボクは 

その光景を目の当たりにし
そのつまらない先入観を捨て去らなければと 気付かされた

つまらない先入観は 人生の楽しみを減らし 
ときには 罪なき人も 悪人とされ
ときには 魔女として 吊し上げられ
ときには 辱めに合うこともある

嫉妬で作り上げれた 先入観は 暴力なのだ


とそんなわけで 生ビールを注文しようと思ったが
目の前に座っている嫁に「帰り、運転してもらっていいですか?」

が なぜか言い出せず

いつものように サラダ軍艦を10皿だけ食べることにした


サラダ軍艦も なぜサラダなんだ なんのサラダなんだ
と思い始めると 美味しさが半減してしまうので

河童の妖怪が 自信を持って握っているのであらば
こちらも 先入観と疑いを捨て まっさらな心で食べてこそ
美味しいと思えるんだ

そんなこと思考を巡らせながら
いつも以上に 清々しい気持ちで 食事を終え

会計を済ませて 店を出て 夜空に輝く星空と看板を 見上げると

そこにはもう 河童の姿がなかった

ボクはずっとそこに あの緑色の河童がいるものだと 思い込んでいた


ボクはまたしても 先入観に捉われていたことに気がつき

「河童に化かされたなぁ」 と小さく呟き 

一つ ニヤリとして 運転席に乗り込んだ



真夏の夜は 妖怪に要注意だ

2017年7月15日土曜日

青唐辛子を買って 醤油でつけた

あそこは 風の通り道だ

その昔 避暑地と言われたこの街も 温暖化が進み

摂氏30度を超えた真昼の 冷房のないこの古い平屋に逃げ場などない 

書斎と冷蔵庫を往復する その途中の

風呂場の窓から流れるその風に 涼を思えど

冷蔵庫で冷やした 麦茶がどんどんと減っていく現実に
向き合おうとしない 自分がいた


美味しい麦茶を入れるには 湯を沸かさなければならない
その灼熱を思うと 涙がこぼれそうになったので

ボクはその瞳を 閉じることにした


いっその事 風の通る あの風呂場の脱衣所で 昼寝をしてやろうか

しかし こんなところで寝ていたら 通りすがりの人が 大っぴらげた窓から
横たわったボクを見つけ

「小太りの中年男性が 風呂場で倒れてます」なんて 
救急車などを呼ばれてしまいそうな気がして やめた

シュークリームを買った時にもらった 保冷剤を
後頭部と枕に挟んで ベッドで昼寝することにする

30歳も過ぎれば 大人の判断もできるようになる
と 少し誇らしげに 横になると

寝室の少し開けた窓から 誰かが 我が家に近づいてくる気配と
それから ポストにワシャワシャと 何かを突っ込まれている音がした

「まぁ郵便だろう」 と思えど

また誰かがくるのでは と さっき何が大きな音を立てて 投函されたのだろうと

気になって気になって 眠れなくなってしまい

結局 そのまま起き 夕方まで 仕事をした

日も沈めば また涼しい風が 入り込んでくる

日暮れとともに 洗濯物を干していたことを思い出す

乾いた洗濯物をベッドに投げると すっかり暖まった保冷剤が目に入る

保冷剤を冷凍庫に戻すと 晩のむ 麦茶がないことを思い出す

そして また風呂場からの涼しい風で

そこが 風の通り道だったことを 思い出す


どちらかというと 夏は苦手なほうだ 


2017年6月21日水曜日

悪者扱い

オオワシが 空から 急な角度をつけて 降りて来て

ボクのポテっとした両肩をつまみ上げ ボクを持ち上げながら空へ 飛び上がった

何をされるかという恐怖心よりも 
地上に足も声も届かないほどの高さに連れて来られた恐怖心よりも

何よりも 己の醜く熟れた ワガママボディを 必死に掴んだオオワシの握力とその爪と
その重さが 地球に引き寄せられることによっての起こる 両肩への激痛が ボクを苦しめた

何千年と 人間が夢を見た その大空を羽ばたくという それが 
その時のボクには ただの ただの苦痛でしかなかった

そこで目を覚ました  真夜中だった ひどい肩こりだった

ニンテンドーDSとクロノ・トリガーというゲームを引っ張り出して
眠りに落ちるギリギリまでやっていたこと それが 原因だろう

ひどい夢から覚めてから安心からか 妙に冷静だったボクは

少し肩のストレッチをしてから枕を直して またすぐに眠りに落ちた


明けたのその日は日曜だった 少しだけ寝不足を感じた寝起きだったが

いつもと違う朝の気配と匂いで 妙に集中力が高まり ペンを取り仕事を始めた


気がつくと 正午を過ぎていた 

ボクにだって お昼ゴハンを 食べ忘れることもある

かといって 食べないのもイヤなので  洋食屋へ行く

お店に入ったのは 15時少し前だったけど

テーブル席はだいたい埋まっていて 皆 それぞれのカレーを食べていた

ボクがカウンターに座ると  対角線上に座っていたおじさんのところにも
カツカレーが 運ばれて来た

しかし ボクの腹は決まっていたので ささみフライ定食を注文した


15時が過ぎたころ まだ パラパラと お客さんが入ってくる

テーブル席が どんどんと空いてゆくのに反して  カウンター席が
一名様のおじさん達で 埋まってゆき 皆それぞれのカツカレーを注文する

小さな音で かかっていたテレビから 大きな笑い声がすると
皆が テレビに注目するが 会話は一つもない


遅く起きたのか 朝飯が遅かったのか ランチ難民なのか
それぞれの おじさんたちが 一人で静かに 昼食を食べている

その光景で 伊坂幸太郎先生の ”死神の精度” のレコードショップに集う死神たちのことを
思い出していた


お店に入るときに手にとって結局読まなかった というより 
読む勇気のなかった写真週刊誌を 棚に戻して  

あの頃より 年老いたおばちゃんにお金を支払い

疲れた様子のマスターに ごちそうさまでしたと 挨拶をして 店を出る


外に出ると 街に馴染む様子のない 作りかけの大きな大きなショッピングモール
 

あと5年 この先5年で 少しずつだったりときには大きく 街が変わってゆく

好きな店がなくなる寂しさと 今までのように この街が好きでいられるかという不安が 込み上げる

それを 少しでも消化しようと  なるべくシンブルめなドラムの曲が聴きたくなったけど

イヤホンを家に忘れて来てしまったので 誰にも聴こえないように口ずさんで 帰った


日曜日の 過ごし方



2017年5月12日金曜日

雪印がボクに残してくれたこと

夜に立ち寄ったコンビニで なんとなくタバコを買ってみたくなった

タバコを吸わなくなって7、8年くらいか

だからタバコを買うのもの7、8年ぶり

すっかり変わってしまったパッケージに戸惑う どれが何のタバコがよくわからない

ずっと変わっていなかったパッケージの ハイライトというタバコを取ってもらう

レジスターが大きい音で「年齢確認が必要な!」と叫ぶが
店員のおばちゃんは ボクに年齢確認を要求しなかった

すっかりボクも そんな顔つきになってしまった

家に帰ってから嫁に隠れて 縁側でタバコを吸う

見上げた夜空に まん丸のお月様


タバコが吸いたくなったのは 満月のせいだ
なんて 詩人みたいなことを思ってみる

根っこあたりまで 吸ったところで思い出す

灰皿がない

縁側の下の砂利で これでもか と捻り潰してから
飲んでいたコーヒー牛乳の 紙パックに放り込んだ


中学生の頃 田舎からノコノコ 独りで街へ出てきて
まだあの道が あんなに広くなる前の 空っぽになった百貨店の
その先にあった タバコ屋でマールボロライトを買って

歩きながら一服して 焼きそば屋の角を曲がる

そして 今はもうなくなってしまった あの映画館に入り

独りで映画を観た そんなことを思い出していた

不良になりたかったわけでもなく 不良ぶっていたわけでもなく
ただただ 都会的なことしてみなかった それだけだった

家に帰るまでも帰ってからも 
人差し指に残った タバコに匂いが ずっと気になった

そんなことを思い出していた


夜空をずっと眺めているわけにもいかないくらい 寒かったので部屋に戻る

タバコ臭いと 嫁に怒られる

シャワーに入る ダブで丸々と肥えたわがままボディを丸洗いする

温まったつもりになって ベッドに潜り込む

今日一日のことを思い出す  

人差し指からは まだ タバコの匂いがしている